建設現場で重大災害の上位を占めるのが、建設機械の後退・旋回時の巻き込み・接触事故です。旋回範囲や後方は運転席から死角になりやすく、誘導員の配置だけでは防ぎきれません。本記事では、AIが「人だけ」を検知して警報・自動停止するTCIのAI人検知カメラで、死角を「仕組み」でカバーする方法を、主要メーカーの機種とともに解説します。
建設機械の死角と巻き込みリスク
油圧ショベル(ドラグショベル)は旋回体後方が、ブルドーザは後退方向が、ホイールローダは車体側方が、それぞれ死角になりがちです。作業半径内への立入りが重大災害に直結します。
主要メーカーの現行機と後付け対応
AI人検知カメラは、国内で稼働する主要メーカーの現行機に後付けできます。
- コマツ:ブルドーザDシリーズ(D31 など)、油圧ショベルPCシリーズなど。
- 日立建機:油圧ショベル「ZAXIS(ゼロタチ/ZX)」シリーズなど。
- キャタピラー:油圧ショベル・ホイールローダの各シリーズ。
- コベルコ建機:油圧ショベル「SK」シリーズなど。
- 住友建機:油圧ショベル「SH」シリーズ、アスファルトフィニッシャなど。
- クボタ(建機)・ヤンマー(建機):ミニショベル・コンパクト機を中心に、市街地・狭小地の工事で多用。
AI人検知カメラによる解決
後方・側方に人検知特化のAIカメラを取り付けることで、旋回範囲や後退方向に人が入った時だけ警報・停止を行います。土のう・鉄板・資材には反応せず、作業者だけに反応するため、通常作業を妨げません。TCIのAI人検知カメラはNETIS登録製品(KT-240077-A)で、公共工事の総合評価でも加点対象となり得ます。
導入のポイント
- 誘導員の負担軽減と「止まる仕組み」の二重化
- 後方カメラ映像とAI警報の連動による見える化
- メーカー・機種を問わない後付けで既存機を有効活用
お使いの機種(コマツ/日立建機/キャタピラー/コベルコ建機/住友建機/クボタ/ヤンマー ほか)に合わせた構成は、安全ソリューション診断からご確認ください。屋内・物流のフォークリフト死角対策もあわせてご覧いただけます。